過払い金請求 リスク デメリット
過払い金請求を行うにあたって、例えばどんなリスクが考えられるでしょうか??ひと通り考えてみました。
ご安心下さい、手続きを行うにも細心の注意を払えば特に問題ありません。
ただし、裁判所や代理人を選定した場合に、電話や郵送などのやりとりが発生しますので、その点は注意しましょう。
ご安心下さい、信用情報は手続きが完了すれば、「完済報告」で各貸金業者から報告される事となります。
ただし、債権者によっては手続きを忘れていたり、更新しないところもあります。
※最終的には各信用情報機関へ開示手続きを行う事をオススメします。
また、異動情報が正常に報告されて、完済報告となっていれば、ローンやキャッシングなどに影響を出る事はないです。
過払い金請求 リスク 倒産
過払い金請求を行う際に、先ほどリスクやデメリットはほとんどないと回答しましたが、一つだけ考えられるリスクがあります。
それは、「貸金業者が倒産する事で、返還予定だった過払い金が返ってこない事」ですΣ(゚д゚lll)
わかりやすいように、武富士の例で申し上げると、武富士は更生会社として、会社更生法の手続き中となっているので、管財人がついています。
そして、自社の返済能力をもとに、過払い金をはじめとする債権、債務の割り当てを行い、返還をしているのですが、請求できるはずだった金額の数%程度しか戻ってこないようです。
例えば、あなたが100万円の請求ができたとしても、残念ながら、数万円しか戻らないとなれば、あまりに悲しいですよね??
他の会社でも、もし貸金業者が倒産すれば、同じような事になりかねません。
もちろん、倒産リスクが低い会社が多いですが、アイフルのようなADRと呼ばれる私的整理を行っている会社もあり、事件が長期化すると、リスクが高まる可能性は否めません。
その点、頭に入れて頂き、過払い金請求のリスクを回避するように、早期和解だったり、交渉を行う事も忘れないで下さいね。
過払い金請求 リスク 債務整理
最後に、過払い金請求の総称にあたる「債務整理」についてですが、過払い金請求とは違い、何かしらのリスクはあるのでしょうか?
その点について簡潔にまとめました。
債務整理には、任意整理、自己破産、民事再生、特定調停がありますが、共通して言える事が、「信用情報は異動情報(=事故情報)として登録」される事です。
過払い金請求は、信用情報の報告が最終的には「完済報告」として登録されるのですが、他の場合は異動情報となるので、クレジットカード作成、住宅ローンをはじめとするローン関連の審査に影響が出る可能性があります。
次に、自己破産の場合は、破産法に定められる通り、免責の決定が行われるまで、様々な制限を加えられる事となります。
一例を挙げますと、
- 財産に対する管理処分権限の喪失
- 居住移転の制限
- 郵便物の受信制限
- 公私法上の資格制限(職業や資格の制限)
上記のような制限が加わりますが、それでも背に腹は変えられないではないですが、債務整理をする事でのメリットと考えて、選択されると良いかと思います。
借金がなくなる、減らす事ができる事を考えれば、大きなリスクではないかと思いますので、あなたに合った方法を選択して下さいね。
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